○
議長(
北門勝彦君) 続きまして、
議会運営委員長の
就任あいさつがございます。 7番
西川健次君。 (
西川健次君
登壇)
◆7番(
西川健次君) このたび
議会運営委員長を受け持つことになりました。この1年間、
議員皆様方の御
協力のもとに、
議会運営がスムーズに図れるように精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君) この際、暫時
休憩いたします。 午後3時55分
休憩 午後4時47分
再開
○
議長(
北門勝彦君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。 本日の
会議は、
議事の都合により、あらかじめ延長いたします。 この際、暫時
休憩いたします。 午後4時48分
休憩 午後8時40分
再開
○
議長(
北門勝彦君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
議会運営委員会の結果を
委員長より
報告願います。 7番
西川議会運営委員会委員長。 (
西川健次君
登壇)
◆
議会運営委員会委員長(
西川健次君)
休憩中に開かれました
議会運営委員会の結果について御
報告申し上げます。
議会選出監査委員辞職勧告の
決議を付した
動議が
提出されましたので、
日程に追加し、この審議をお願い申し上げ、
報告を終わります。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君) ただいま
田村雅勇君外2人から
議会選出監査委員 甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告の
決議を付した
動議が
提出され、所定の
賛成者がありますので、
動議は成立いたしました。 お諮りいたします。 この際、本
動議を
日程に追加し、
議題とすることに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よってこの際、
議会選出監査委員 甲谷悦夫君に対する
辞職勧告の
決議を付した
動議を
日程に追加し、
議題とすることに決しました。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君)
日程第3
議会選出監査委員 甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告の
決議を付した
動議を
議題といたします。
甲谷悦夫君の退席を求めます。 (
甲谷悦夫君退場)
○
議長(
北門勝彦君)
提出者の
説明を求めます。 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君)
動議を
提出いたしましたところ、早速取り上げていただきましてありがとうございます。 それでは、
動議の
説明を行います。 本6月
定例議会で正副
議長の
改選が
紳士協定どおり行われ、新正副
議長が
選出されたところであるが、
議会選出監査委員 甲谷悦夫君からの辞表の
提出がなく、
監査委員の
選出が行えない事態に陥っている。これは、
大和郡山市議会の
紳士協定に反する行為であり、
議会を
空転させた罪は重大である。 よって、
議会の秩序を守るために、
監査委員の職を辞すべきと勧告する。 以上であります。
○
議長(
北門勝彦君) これより
質疑に入ります。 御
質疑ありませんか。 1番
出口真一君。 (
出口真一君
登壇)
◆1番(
出口真一君) ただいま
甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告の
決議案が
提出をされました。そこで、
提出者に御
質問をいたします。 今回のこの
辞職勧告の重大なポイントは、
議会を
空転させた罪は重いということでございますが、これはどの
程度議会を
空転させたということになるのでしょうか。といいますのは、
議会選出監査委員が
選出されないからといって、後の
箱入れができないというようなことはないのではないかというふうに考えるわけであります。その点の御
答弁をよろしくお願い申し上げます。 それから、もう一つは
紳士協定の問題がございます。
提案者は、
平成9年6月
議会において同様の
紳士協定の無視をされ、なおかつ
議長について、そのまま
議会を
運営されたという事実があるわけであります。今回はその反省の上に立って
辞職勧告をなされたというふうに、この文面から見ますと考えられるわけですが、その点の心境の変化について御
質問をしたいと思います。 また、
監査委員につきましては、行政、
議会の
監視機能をしっかりと強化していくという、そういう意味から、
議会改革の一環としても取り組んでいきたい問題だと考えているわけであります。1年間の
紳士協定というのがございますが、これについても私たちは、
議会の
監査が大体3年間で一周をするわけであります。ですから、少なくともやっぱり3年間は同じ
監査委員である必要があるのではないかというふうに考えるわけでありますが、この点についても御意見をお聞きしたいと思います。 以上であります。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) まず、最後のほうの
議会選出の
監査は3年間の
任期が非常に好ましいことではないかという
質問であります。 3年間が好ましいのか、4年間が好ましいのか、あるいはまた2年が好ましいのか、これはそれぞれ
議会で十分に審議してそのように定めたらいいと、そのように思います。ただ、今回、今日まで慣習として、
議会の三役は
紳士協定に基づいて
役員改選時に
改選すると、こういうふうになっておると、そのようになっておりますので、別個の問題になろうかと、このように思います。 それと、私が
平成9年に
辞職勧告、あるいはまた引き続き不信任を受けた経過があります。なかなかにつらいものがございまして、法的に効力がないということにはなっておりますが、成立しても
辞職する必要はないということにはなっておりますが、やはり道義的に
議会の多数の意向を無視するのはいかがなものかというふうな
観点からのやっぱり問い合わせがございました。私は、それはそれといたしまして、当時
議長でありましたので、なぜ
議長職を辞さないか、辞することができなかったかということについて、確たる
信念を持って
辞職できないということで臨んでおりましたので、その点については、どういう指弾を受けても何ら差し支えなかったものでありました。 それと、(「
議会を
空転させた」と呼ぶ者あり)
議会を
空転、これはきょうの
議会を見ても当然わかっていることだろうと思います。朝10時に始まって、
監査委員の
改選が行われれば、もう午前中にすべからく
議事終了というふうな格好になっておったかと思います。それが今の時間までかかったということ、これまさしく
空転であると、そのように考えております。
○
議長(
北門勝彦君) 1番
出口真一君。 (
出口真一君
登壇)
◆1番(
出口真一君) 御
答弁ありがとうございます。
2つ目の
質問で、
提案者の
田村雅勇議員におかれましては、確たる
信念でもって
議長職を固持したというお話がございました。
甲谷も同じ心情ではないかというふうに感じるところでありまして、御
答弁は要りませんので、私の発言とさせていただきます。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) 正副
議長の務めは、
議会を代表して
郡山市民に向けての仕事もありますし、議場内にあっては
議会を統べるという
観点もございます。したがって、この職をもしかわるについて好ましくないという
観点があったときに、なかなかにかわりがたいということでありました。ただ、
監査委員は
議会を統べることもなく、
監査に携わるということでありまして、後任の23人、どの
議員も平等に、どのようにあろうと
市長のほうから選ばれた方を
議会で
同意をするというふうになってこようかと、このように思っておりますので、
観点がまるで違うということを認識していただきたいなと、このように思います。
○
議長(
北門勝彦君) 18番
田房豊彦君。 (
田房豊彦君
登壇)
◆18番(
田房豊彦君)
動議提出者にお伺いいたします。 ただいま
市長から選ばれたと言われましたが、私も
市長から推薦されたときに、
市長のほうから提案されるときに、
甲谷監査委員につきましては非常に優秀な
監査の
候補者であるのでというようなことがあったと思います。
市長のほうからこの
監査のその後、
甲谷議員が
監査になられて
監査の職務上何か問題があった、重大な問題があったというようなことをお伺いして、そういうことがあってこの
辞職勧告をなされたのかどうかお伺いいたします。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) 先ほどの
答弁、どこを聞いていたのか大変いぶかしく思う次第でありますけれども、あえて申し上げましたら、今の
質問にありましたように、
甲谷監査委員にどういう落ち度があったかと、そのかどで
辞職を勧告したのかと、そうじゃありません。そのことは
一言も触れておりませんし、そうであるともそうでないとも言っておりません。
議会の慣例に基づいて、三役は
役員改選と同時に行うというのが
紳士協定になっておるということであります。そのことを申し上げるだけでございます。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに御
質疑ありませんか。 20番
丸谷利一君。 (
丸谷利一君
登壇)
◆20番(
丸谷利一君) 私は、
提案者の
田村雅勇議員に1点
質問させていただきたいと思います。
議会の中で、これまで
役員の
改正については年に1回
紳士協定でやっておると。こういうことが三十数年来続けられておるという話でございました。私も、
紳士協定というのは本来守るべきであるというふうに思っております。ただし、私は、
監査委員の場合はこれは特別ですね、先ほど
田村議員からもありましたように、これは
市長が
選任して
議会の
同意を得るものであります。
議長、副
議長は、これは
議会が独自の判断で選ぶものであるということで、これは同一にすべきではない。慣例は確かに慣例としてあるけれども、本来これを同一にして、そしてこれも含めて今回
紳士協定に基づいて辞表を出しなさいということはいかがなものであるかというふうに思いますが、この点についてお聞きしたいと思います。 以上です。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) 今の問いも、先ほどの出口
議員の
質問に答えて申し上げたとおり、4年であろうと、3年であろうと、2年であろうと、もしその期間が必要だということが
議会で討議されて、そういうぐあいに決まれば、それはそれでまた新たな出発となろうかと思いますが、きょうまではそういう討議もなされていないし、ということは過去の慣例に基づいてということが当然のことだろうと思います。 以上であります。
○
議長(
北門勝彦君) 20番
丸谷利一君。 (
丸谷利一君
登壇)
◆20番(
丸谷利一君) ただいまの
田村議員の
答弁でございますが、2年、3年で
任期を決めるべきだという議論はあるけれども、それがまだ決まっていない段階のもとでは慣例を優先さすべきであると、こういうような趣旨の御
答弁であったと私は思います。 そこで、私はもう1点、
田村議員に
質問したいのは、地方自治法 197条の2に、次のように
監査委員の罷免について
規定されております。ちょっと読み上げさせていただきます。「普通地方公共団体の長は、
監査委員が心身の故障のため職務の遂行に堪えないと認めるとき、又は
監査委員に職務上の義務違反その他
監査委員たるに適しない非行があると認めるときは、
議会の
同意を得て、これを罷免することができる。この場合においては
議会の
常任委員会又は特別
委員会において公聴会を開かなければならない。」。そして、第2項ですか、次のように言っております。「
監査委員は、前項の
規定による場合を除くほか、その意に反して罷免されることがない。」、こういうふうに述べておるわけであります。 したがいまして、私は、これまでの
議会の慣例として、
監査委員も含めてというような慣例はあったと、これは認めます。しかし、現在この
監査委員制度に対しまして、
議会は1年に一遍この
監査委員がかわるということは、
監査としての独立の機能性等から考えて、これは事実上形骸化されているんじゃないかと、こういうようないろいろな議論が今全国的にも起こっております。しかも、この地方自治法の
規定で、
議会が
辞職勧告をする場合には、
監査委員になっておられる方々が「心身の故障のため職務の遂行に堪えないと認めるとき、又は
監査委員に職務上の義務違反その他
監査委員たるに適しない非行があると認めるとき」、このときに限って
市長は
議会の
同意を得て、そして罷免することができるわけですから、逆に
議会の側からいいますと、そういうような具体的な法に基づいてのそういう事実がない限り、それを罷免したり、また
辞職勧告決議を出すということは私は法律違反ではないかと、このように思いますが、その点についてお聞きしたいと思います。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) まずお断りしておきますけれども、
監査委員の
任期、3年、4年、2年、殊さらにどうしようかと郡山の
議会で議論したためしはございません。ためしがないばかりでなく、せんだって
議会内に設置された
議会改革特別
委員会の中でもまだその議論に至っていないというところであります。したがって、議論されていない、議論に至っていない、議論にも上っていないということであれば過去の慣例を踏襲するのが筋だろうと、このように思っております。今、
質問は、ためにする
質問であろうと、そのように思います。 続きまして、何やったかいな。
○
議長(
北門勝彦君) それだけです。(「そんでええねん」と呼ぶ者あり)
◆24番(
田村雅勇君) そんだけやったかいな。(「それだけです」と呼ぶ者あり) 以上です。
○
議長(
北門勝彦君) 20番
丸谷利一君。 (
丸谷利一君
登壇)
◆20番(
丸谷利一君) 3回目の
質問をさせていただきます。 2年、3年という期限を
議会の中で議論し、決めていないのであるから、これは慣例に従って
紳士協定を守るのが筋ではないかと、このような御
答弁であったと思うわけであります。私はそのような意味で言ったんじゃないんですけれども、法令という、この見解が分かれたとき、今、
田村議員は慣例、
紳士協定を守るべきであると、こういう考え方でございます。そしてもう一方、
甲谷議員は、これは地方自治法に基づいても正当なる罷免される、そういう理由がないからやめる必要はない、こういう立場で辞表を出されておらない、こういうふうに思うわけです。そこで私が聞いたのは、この法律と慣行、こういうものがこういうふうに対立したときに、どちらが優先するんかということを私は
田村議員に言ったわけでございます。まあこれ以上聞きませんけれども。 そこで、
田村議員は先ほど、出口
議員の
答弁の中で、
平成9年ですか、6年ですか、
田村議員が
議長をされたときに
辞職勧告決議をされたと。それが可決されたにもかかわらず続投されたと。こういうことに対しまして確たる
信念を持って私はやったと、こういうふうにおっしゃいました。そしてまた出口
議員は、
甲谷議員も確たる
信念を持って続投しようとしていると、こういうことでした。これに対する反論は
田村議員のほうからありませんでした。自分は慣例を破って続投しても、確たる
信念はあるんだからそれはいいじゃないか、けれども、
甲谷議員は確たる
信念を持っても、それは間違っている、こういう立場をとっていいんでしょうか。その点についてちょっと最後にお聞きしたいと思います。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) 先ほど何か言い忘れたなと、
答弁漏れしたかなという思いがあったことが今改めて出てきましたのでよかったなと、このように思います。 罷免ということが出てきました。罷免を求めているんじゃないんです。
辞職を勧告しておるわけです。そしてその
辞職は、本人の
監査という仕事に瑕疵があったからどうのこうのと言っているわけじゃありません。今日まで
議会のあり方として、
議会のこれは三役といわれて三役の一角を占めておりまして、正副
議長とともに
役員改選のとき同時に
改選を行うということで今日まで来ているということを申し上げたわけであります。 この点と、したがってこれが法律違反だというふうになるのか、法律の範囲の中で慣例に基づくこういう取り決めを行って、それでよしとしたことが、それでよしであるのかということでありまして、郡山の
議会はそれでよしとして今日まで来ておるということであります。これをせんじ詰めていきますと、
議長は初年度に就任いたしますと4年間
任期を全うできるわけであります。その点も、もちろん全国の市
議会の中では
任期4年という
議会もあるようですし、
任期2年という
議会もあるようであります。
任期4年というと法に基づいて、
任期2年といえば、これもやっぱり
紳士協定になります。そして慣例に基づくということになります。そんで全部ですな。(「いや、いや」と呼ぶ者あり) もう一つ最後の、出口
議員から
質問あったことについて、私は
信念を持って続けたということについて、これは
答弁いたしております。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに御
質疑ありませんか。 9番
田村 俊君。 (
田村 俊君
登壇)
◆9番(
田村俊君) 24番
田村雅勇議員に御
質問いたします。
田村雅勇議員は、
辞職勧告決議案をなされておりますけれども、先ほどから地方自治法第 197条の2、これに全く抵触しておると思います。なぜこの 197条の2の手続を行わないで
辞職勧告決議を行っておられるのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。(「座ってて申しわけないんですけど、 197条の2って何」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 暫時
休憩いたします。 午後9時11分
休憩 午後9時12分
再開
○
議長(
北門勝彦君)
再開いたします。 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君)
監査委員の罷免のことについてでしょうね。もしその
監査委員の罷免ということであれば、先ほどから何回か出ておりまして、私の
答弁をしっかり聞いてもらいたいなと、そのように思います。
○
議長(
北門勝彦君) 9番
田村 俊君。 (
田村 俊君
登壇)
◆9番(
田村俊君) 今お答えはいただきましたけれども、全く私の聞いておることとずれがございます。いみじくも先ほど出口
議員の
質問の中に、
平成9年の話ではありますが、
田村雅勇議員が全く別の行動をなされておって、非常にこれは全く紳士ではない、
田村雅勇議員がね。私がこういう非紳士的なことを行ったと、非常に心苦しかったと。この経験をもって私は
辞職勧告をしておるんだと、このような申し出ではございますねんけれども。基本的に紳士的な、紳士的でないという御自覚がない方がこういう勧告をされることが、全く紳士的ではないのじゃないかと。その辺の原点が違っておるように思うんです。御自身は今、あれから
平成9年からいろいろ御反省もなさって、いろんな形をとっておられますけれども、御自身が紳士であるとお思いでございますか。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) なかなか
議会というところは、おもしろく楽しいところでありまして、私はあなたから大変、これが
議会かというふうな思いをするような
運営さばきを受けました。その方からそういうふうに問われて、答えるすべはなかなか持ち合わせていないということでございます。
○
議長(
北門勝彦君) 9番
田村 俊君。 (
田村 俊君
登壇)
◆9番(
田村俊君) なるほど、やっぱり
田村雅勇議員は答えることができないなと思いました。それは、全く紳士の論理を呈していない。このような方がやはり非紳士的に勧告をなさる、このような
議会でございますので大変残念に思います。そしてまた、そのあたりの部分と、それから今回
辞職勧告決議をお出しなさっておりますけれども、これは本日の
議長の意を経てのことでございましょうか。お答え願います。
○
議長(
北門勝彦君) 24番
田村雅勇君。 (
田村雅勇君
登壇)
◆24番(
田村雅勇君) どういうところからあなたの
質問が出てくるのか、大変理解に苦しむところでありまして、あなたよりは
議員も経験しておりますし、
議員としてのプライドも持っておりますし、それを
答弁とさせていただきます。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに御
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
質疑がないようでありますので、これをもって
質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 18番
田房豊彦君。 (
田房豊彦君
登壇)
◆18番(
田房豊彦君)
甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告というものに対しまして、反対の立場で討論させていただきます。
質問のときにも何度か出ましたが、
監査委員の職というものに関しましては、行政をきちんと監察、
監査する能力があるかどうかが問われるべきであり、
議会の
紳士協定に反する行為というようなものでこの
監査の職を
辞職というようなことではよくない。あくまで
監査の職務上、心身の故障があるとか、
監査の職務の遂行にたえがたい状態にあるというもの以外は、そういう具体的な事例がある場合以外は
監査の職を辞させるべきではないと思います。そのような理由から、
甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告に反対いたします。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに討論はありませんか。 2番 福田浩実君。 (福田浩実君
登壇)
◆2番(福田浩実君)
田村雅勇議員から出されました
甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。 地方自治法の第 197条、
任期について。「
監査委員の
任期は、識見を有する者のうちから
選任される者にあつては4年とし、
議員のうちから
選任される者にあつては
議員の
任期による。」と、こうあります。まず、これが反対理由の第1点。 そして、「
紳士協定に反する行為であり、
議会を
空転させた罪は重大である」と、この文言に対しまして、私自身は、
紳士協定というものは
議員同士の信頼関係があって初めて成り立つものではないかというふうに考えております。その考えからして、この文言に対する反対とさせていただき、また、「
議会を
空転させた」、こういった文言に関しましては、今回の
議事日程におきまして、
議会運営委員会委員の
選任がついた後の時間が多々ございました。その間、行政
委員の任命等手続をとる時間は十分にあったのではないかと。この文言に対する文章、
議会を
空転させたという文章につきましては今回のこの
辞職勧告には適さない、このような判断から、反対とさせていただきます。
○
議長(
北門勝彦君) 1番
出口真一君。 (
出口真一君
登壇)
◆1番(
出口真一君)
甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告について、反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど
提案者の方にいろいろ
質問をさせていただきました。
提案者の方は、確たる
信念を持って
提案者自身も職を辞さなかったという経験をお持ちであります。今回、この
辞職勧告の理由の中で、
紳士協定に反する行為であるというふうに書かれておるわけでありますが、この確たる
信念を持ってという
一言で片づけられるのであれば、これは全然理由にならないというふうに思うわけであります。もって、
辞職勧告に反対をさせていただきます。 以上です。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに討論はありませんか。 9番
田村 俊君。 (
田村 俊君
登壇)
◆9番(
田村俊君) ------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
○
議長(
北門勝彦君) ちょっとストップしなさい。ちょっと待って。 暫時
休憩。 午後9時25分
休憩 午後9時26分
再開
○
議長(
北門勝彦君) 9番
田村 俊君、退場。退場です。 (
田村 俊君退場)
○
議長(
北門勝彦君) 21番 遊田直秋君。 (遊田直秋君
登壇)
◆21番(遊田直秋君)
田村議員さんの
甲谷悦夫議員の
辞職勧告決議案に対して、賛成の立場で討論させていただきます。 私は、この討論をする予定ではなかったんですが、先ほど来の話を聞いていたら、余りにも議論がかみ合わない。平たく言えば幼稚過ぎる。例えば、今は罷免の話をやってんのと違いますよ。
辞職勧告ですよ。それで、
田村議員が
議長のときに、
辞職勧告を受けても
議員をやられたと、
議長をやられたと。だから
甲谷さんも、今
辞職勧告を受けても
監査委員をやられたらいいんですわ。できるんですわ。また恐らくやられるでしょう。やられるということがわかっていながら、さも議論が罷免と同じ立場で、これを受けたらもう
監査委員ができないとか、そんな理屈を言われています。 それともう一つ、感心すんのは、
甲谷さんが何も悪いことをしたとか、
監査委員としてふさわしくないとか、上田
市長さんが上げてこられた立派な方ですよ、
甲谷さんは。わかってますよ。頭もいいし、ちゃんと
監査やっておられますよ。しかし、郡山の
議会には
紳士協定として1年という決まりがあるんです。もちろん先ほど来の議論で、
監査委員は4年持つのがいいのか、3年のほうがいいのか、2年のほうがいいのか、これは人によって違います。しかし、4年がいいとなっても、今まで何の議論もなかって、今やめる段になって、これが3年やから私、辞表書きませんと。
辞職勧告をしても私はしませんって、それはないでしょう。まず
紳士協定として守って、次からいく人は、1年が短ければ3年、4年、そういう議論をやられたらいいんですわ。
田村雅勇議員が何回もそれを言っておられるんですわ。それでも同じことをまた言われる、また言われる。これこそ
議会の
空転より、何と我が
大和郡山市が程度の低い
議会であんのかなと、私も聞いていてびっくりしていますよ。 あえて、私は、これだけの正当なことを
田村雅勇議員が言われたから、逆に
田村雅勇議員に対して私ごとき者が賛成討論するというのは僭越だと思っていたんですよ。もう絶対にしないと肝に銘じていました。今も
田村さんは、やめとけと言うていましたよ。しかし、余りにもこの議論が幼稚過ぎて。考え方はいろいろあるでしょう。例えば一升瓶でも3合しか酒なかったら、これは3合もまだあんのかと言う人と、もう3合しかないのかと言う人と。茶の筒もそうですよ。上から見たら丸ですよ、真横から見たら長方形ですよ、はすかいから見たら円柱ですよ。いろんな見方があって、こういうことの論議であれば1時間でも2時間でもやっていただきたい。しかし、今の話は、もう参ったと言いたいほど情けない、次元が合わない話と。あえてここでこういうことで賛成討論させていただいたと、時間をとったということをお許しいただきたいと思います。 以上でございます。ありがとうございました。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに討論はありませんか。 20番
丸谷利一君。 (
丸谷利一君
登壇)
◆20番(
丸谷利一君) 私は、今回の
辞職勧告決議に対しまして、反対の立場から討論に参加させていただきたいと思います。 ただいまの議論、
田村議員も遊田
議員もおっしゃったわけでございますが、これは罷免ではない、罷免と
辞職は違うと。確かに違います。
辞職勧告とは違うということでございますが、確かにそれは違います。しかしながら、私はこの地方自治法の 197条の2の罷免、これに
辞職勧告決議は限りなく近いのではないかという立場で、やはりこの
決議には賛成できないということを
一言申し上げて、反対討論とさせていただきます。 以上です。
○
議長(
北門勝彦君) ほかに討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 本
動議を挙手により採決いたします。 本
動議のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。 (
賛成者 挙手)
○
議長(
北門勝彦君) 挙手多数であります。 よって
議会選出監査委員 甲谷悦夫君に対する
議会選出監査委員辞職勧告の
決議を付した
動議は可決されました。
甲谷悦夫君の除斥を解きます。 (
甲谷悦夫君入場)
○
議長(
北門勝彦君) この際、暫時
休憩いたします。 午後9時34分
休憩 午後11時41分
再開
○
議長(
北門勝彦君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。 先ほど退去を命じました
田村 俊
議員から、
休憩中に反対討論中の発言の取り消しと謝罪がありましたので、これより退去命令を解きます。 (
田村 俊君入場)
○
議長(
北門勝彦君) お諮りいたします。 7月2日は休会の日でありますが、
議事の都合により、特に
会議を開くことにいたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よって7月2日は特に
会議を開くことに決しました。
議会運営委員会の結果を
委員長より
報告願います。 7番
西川議会運営委員会委員長。 (
西川健次君
登壇)
◆
議会運営委員会委員長(
西川健次君)
休憩中に開かれました
議会運営委員会の結果について御
報告申し上げます。
欠員に伴う特別
委員会
委員の
選任についてを
日程に追加いたします。よろしく御
協力のほどお願い申し上げ、
報告を終わります。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君) 本日、
出口真一君、高橋朋美君、
尾口五三君、
田房豊彦君から、一身上の都合により
長期保有土地問題改革特別委員会委員を辞任したい旨の願い出がありましたので、
委員会条例第12条の
規定により許可いたしましたから、
報告いたします。 また、このたび、私、
北門勝彦は
議長に就任いたしましたので、特別
委員会
委員を辞任いたしましたから、
報告いたします。 ただいま
報告いたしましたとおり、
長期保有土地問題改革特別委員会委員が5名
欠員となっております。 お諮りいたします。
長期保有土地問題改革特別委員会委員5名の
選任についてを
日程に追加し、
議題といたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よってさよう決しました。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君)
日程第4
選任第3号
長期保有土地問題改革特別委員会委員5名の
選任についてを
議題といたします。 特別
委員会
委員の
選任については、
委員会条例第7条第1項の
規定により、
議長より指名いたします。 お諮りいたします。
長期保有土地問題改革特別委員会委員に 4番 上 田 健 二 君 7番 西 川 健 次 君 11番 西 川 貴 雄 君 14番 金 銅 成 悟 君 17番 辻 本 八 郎 君を指名いたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君)
異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました 4番 上 田 健 二 君 7番 西 川 健 次 君 11番 西 川 貴 雄 君 14番 金 銅 成 悟 君 17番 辻 本 八 郎 君を
長期保有土地問題改革特別委員会委員に
選任することに決しました。 この際、御
報告いたします。
長期保有土地問題改革特別委員会委員長に 14番 金 銅 成 悟 君 同副
委員長に 11番 西 川 貴 雄 君がそれぞれ決まりましたので、
報告いたします。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君) 続きまして、本日、福田浩実君、
田村 俊君、
丸谷利一君から、一身上の都合により
議会改革特別委員会委員を辞任したい旨の願い出がありましたので、
委員会条例第12条の
規定により許可いたしましたから、
報告いたします。 ただいま
報告いたしましたとおり、
議会改革特別委員会委員が3名
欠員となっております。 お諮りいたします。
議会改革特別委員会委員3名の
選任についてを
日程に追加し、
議題といたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よってさよう決しました。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君)
日程第5
選任第4号
議会改革特別委員会委員3名の
選任についてを
議題といたします。 特別
委員会
委員の
選任については、
委員会条例第7条第1項の
規定により、
議長より指名いたします。 お諮りいたします。
議会改革特別委員会委員に 11番 西 川 貴 雄 君 17番 辻 本 八 郎 君 24番 田 村 雅 勇 君を指名いたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました 11番 西 川 貴 雄 君 17番 辻 本 八 郎 君 24番 田 村 雅 勇 君を
議会改革特別委員会委員に
選任することに決しました。 この際、御
報告いたします。
議会改革特別委員会委員長に 24番 田 村 雅 勇 君 同副
委員長に 13番 尾 口 五 三 君がそれぞれ決まりましたので、
報告いたします。 ───────────────────────────────────
○
議長(
北門勝彦君) お諮りいたします。 本日の
会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
北門勝彦君) 御
異議なしと認めます。 よって本日はこれにて延会することに決しました。 なお、明2日の
会議は、
議事の都合により特に午前0時10分に繰り上げ、
会議を開くことにいたします。 本日はこれにて延会いたします。 本日はどうも御苦労さんでした。 午後11時48分 延会...